イーコマースのコンサルタントという職種があるが、ほとんどのコンサルタントがIT系で流通を知らないケースが多いようだ。
イーコマースの発展はリアルの発展とスピード感は違い近いところがある。上手く解釈すればチェーンストア理論も活用できるようなケースも多い。
例えばメーカーが運営しているイーコマースサイトは百貨店に出店しているように楽天とかヤフーに出店してるというように考えられる。また自前でやっているところは路面店で出店しているのとニアーだ。これは流通業的には相当初期の頃の展開方法である。
となると次のステップでは、イーコマースモールでは、テナント化することになるし、単店のイーコマースは次のステップとして、母店と専門的に特化したサテライト店舗に分かれていくということになるのだろう。
さらに次のステップでは、モールからは実験商品やマーケティング商品以外は基本撤退し、単店の方は母艦を自社の商品や他の商品を入れ込んで自社モール化し、専門イーコマースを多数その中に出店させるということになる。
さらに次のステップでは、自社のモールとは別に、カテゴリーキラーやディスカウント業態のイーコマースを作り、さらにそれを次のステップでは複数店舗を集 めたモール化するということになる。もちろん同時にコンビニエンス的なあらゆるものが短時間で買えるようなコンパクト型のイーコマースも必要であ る。。。。。
なんてことになるのだが、当然IT出身のコンサルタントにはわかるわけはないのである。